2024年9月 ディズニーご招待企画を開催しました

2024.10.07 活動レポート

少し涼しくなっていた9月末日、5組のお子さまとご家族を招待してディズニーランドへ行きました。
今回はSSPサポーターの髙橋さんに活動レポートを書いていただきました。

この度はサポーターとしてディズニーランドの企画へ参加をさせていただきまして、ありがとうございました。

私はAちゃんとご兄弟、ご両親さまの5人へ付き添いのサポートをさせていただきました。

初めてのサポーターとしての参加でしたので、参加する前まで自分にはどんなことができるのかと心配しておりました。また、Aちゃんとご家族さまとお会いしてすぐは、Aちゃんとご兄弟とどのように心の距離を縮めていこうと考えていました。

ですが、その不安は自然となくなっていきました。Aちゃんははじめは緊張している様子もありましたが、段々と私たちに笑顔で小さな可愛らしい人差し指をチョンと触れてくれるようになり、また後半ではお兄ちゃんのリュックサックについているキーホルダーについてまで沢山色々なことを話して教えてくれました。また、キャッスルカルーセル(ディズニーランドにあるメリーゴーランド)の馬に乗っている時、私たちサポーターが手を振ると恥ずかしそうに、でも嬉しそうにご兄弟が手を振りかえしてくれたことも忘れることができません。

私自身も心から楽しんでいないと、より楽しい時間を一緒に作ることはできないと実感し、ジャパンハートのスタッフの方に事前の打ち合わせなどで「サポーターさん自身も楽しんで!」と伺っていた本当の意味が分かったような気がしました。

夢の国で可愛いブルーのプリンセスのドレスを着て、朝からウキウキ、楽しそうに笑顔で過ごされるAちゃんのお姿はサポーターとして本当に嬉しかったです。カメラマンさんの撮影中、他のゲストからも「かわいい!」と言われていました。

(Aちゃんは1日を通してほぼバギーに乗らずに1人で歩いており、「バギーに乗らないの?今日ずっと歩いているよ。疲れていない?」と聞くと、「バギーは赤ちゃんの時いっぱい乗った。」と言われてしまいました!)

お母さまが乗り物の合間の時間に、1年前のAちゃんの治療中のお写真を見せて下さり、Aちゃんとご家族さまのこれまで過ごされてきた時間を少しだけ知ることができました。

今回の企画当日のあの笑顔の時間まで、Aちゃんとご家族さまには私には想像してもしきれないような沢山の辛い時間やご苦労があったのだと思います。また、ご兄弟も色々な我慢があったのだと思い、サポートをする中でご兄弟とご両親さまの時間も大切にして思い切り楽しんでいただきたいと考えるようになりました。

また、ご両親とご兄弟のみでジェットコースターに乗った後にお母さまより「第1子を妊娠中以来に乗りました」との言葉をいただいた時に、少しでもそういった時間を作るサポートができてよかったと思いました。

1日はあっという間で、ジャパンハートのスタッフの方のお力を借りながら暗くなるまでの時間を元気に過ごすことができました。

また、1日を過ごす中でサポーターのみなさま全員が、参加されるご家族さまに今どのようなサポートが必要なのかをいつも考えて連携をとり、迅速に対応されているお姿にも感銘を受けました。

私自身、高校生の時にジャパンハートのスタディーツアーに参加して、本格的に看護師になりたいと心に決め、現在の職業である助産師となった経緯がありました。そのため、今回医療者となってジャパンハートの活動に参加できたことも大変嬉しく、私の人生においての大きな一つの夢が叶った幸せな時間でした。

最後になりましたが、お子さんとご家族さま、株式会社一休のみなさま、スタッフのみなさま、サポーターのみなさまのお力があり、1日を安全に無事に楽しく過ごすことができました。本当にありがとうございました。

またぜひ参加させていただきたいと思います。

SSPサポーター
髙橋 みちる

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