2023年10月 たくさんの仲間とご褒美ディズニー旅行へ!
秋も深まる10月。大阪からこのはちゃんファミリーをお迎えし、ディズニー旅行へ行ってきました。
長い長い入院生活を乗り越え、ご褒美旅行が出来たら・・・と、この度ご依頼くださったお母さん。
長期入院の影響で疲れやすさが残っており、大きなテーマパークでは最後まで楽しめるか不安、との声をいただいていたので、当日は車椅子をレンタルして過ごすことにしました。
秋の風を感じながら大好きなメリーゴーランドやコーヒーカップに何度も乗りました。
1番楽しみにしていたホーンテッドマンションは、このはちゃんにはまだちょっと早かった様子。
お姉さんになったらまた挑戦しようねとお話ししました。
その後もエルサに変身してプリンセス気分でディズニーを満喫しました。
このはちゃんは最初こそ人見知りがあるものの、すぐにボランティアさんと仲良くなり、手を繋いでみんなでパークを楽しみました。
そのボランティアの一人で今回初めての参加となった、高校生サポーター・長島凛さんの活動レポートをご紹介します。
スタッフ 高橋萌
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この度初めて付き添いボランティアに参加させていただきました、長島凛です。
なぜこのボランティアに参加したかというと私事ではありますが同年代の友達を小児がんで亡くしたという経験があります。
そして小児がんについて調べていくうちに私より小さい幼いたくさんの子ども達が病気と闘っていることを知りました。
また、何か力になれることはないのかと強く思いました。その時このスマイルスマイルプロジェクトを見つけたのです。
どんどん調べていくうちに私自身もサポーターになれることを知り、ぜひやってみたいと思い今回参加させていただきました。
参加することが決まった時、とても嬉しかったのと同時に不安感を抱いたのを覚えています。
医療の知識も何もないただの高校生の私が果たして本当に役にたてるのかと思ったからです。
私なりにたくさん調べて当日を迎えました。
とても楽しんでいるこのはちゃんとお母さんを見てとても嬉しかったのと同時に2人がどれだけ頑張ってこの日を迎えたのだろうとふと思いました。
私にはこのはちゃんとお母さんの苦労は計り知れるものではありません。
でもだからこそ今この一瞬一瞬に全力で向き合いたいと思いながら過ごしていました。
スマイルスマイルプロジェクトを通してご家族と出会って、たくさんのことを学ばせていただき、ご家族の仲良しパワーに私の方が元気を貰ってしまいました。
ずっとニコニコ笑顔だったご家族の姿がとても印象的です。
私は将来小児科医を志しています。
スマイルスマイルプロジェクトという貴重な機会をいただき、このはちゃんとお母さんに出会えたことに感謝しながら、まだまだ時間はかかってしまいますがいつか医療従事者という形でお2人とこのプロジェクトに恩返しできたらなと思います。
ご家族との思い出はかけがえのないものです。
ありがとうございました。
SSPサポーター 長島凛