大切な時間
こんにちは。SmileSmilePROJECT 山田です。
来週、8月8日より産休・育休のためお休みに入らせていただくこととなりました。
また、来年以降復帰予定ではございますが、SmileSmilePROJECTの活動がちょうど3年となり、今までの活動の振り返りをしたいと思い、活動レポートを書かせていただきました。
病院で看護師の仕事をしていた頃、患者さんの外出などに付き添えないことにもどかしさを感じることが何回もありました。
どうして病院の外に一緒に行けないのだろうか、そんな思いがあったので、このSmileSmilePROJECTの活動を知った時、私のやりたいことができる、そう強く感じだことを覚えています。
SmileSmilePROJECTでの3年間を振り返ると、本当にあっという間だったように思います。
SmileSmilePROJECTの活動を始めた頃は、病院での仕事との違いを痛感して、何度も私にこの活動はできないのではないか、と嘆きました。
病院と違って、毎日看ている子どもたちとの関わりでないため、コミュニケーションや情報収集、アセスメントに大きな壁を感じました。
また、小児がんという疾患についても知識が足りていないと感じることも多く、不安も大きかったように感じます。
一緒に働くスタッフの力を借りながら、初めて付き添いをした時、私は楽しさとやりがいを強く感じました。
不安な気持ちや、できないかもしれないという気持ちよりも、この活動を私は続けたい、子どもたちと家族の大切な時間をサポートしていきたい、そう思いました。
3年間でたくさんの小児がんと向き合う子どもたちとそのご家族と一緒にお出かけや旅行に行きました。1つ1つの家族に温かい物語があって、どのお出かけも私の中で素敵な思い出として鮮明に残っています。
子どもたちの笑顔を見ることができ、家族の大切な時間をサポートさせてもらえていることに、いつも感謝の気持ちがいっぱいです。
子どもたちの笑顔が私たちにとってなによりのご褒美だと感じています。
いつもお出かけのお写真を見返して、それぞれのお出かけの思い出を振り返っています。この時はこんな思いだったな、こんなことでいっぱい笑ってたな、こんなお話をしたな、
たくさんの出来事が頭の中を駆け巡ります。
そして、自分にできることをもっとやりたい、たくさんのかけがえのない瞬間のために頑張ろう、改めてそう強く思うのです。
ライフステージは変わっていきますが、これからも子どもたちと家族にとってかけがえのない時間を全力でサポートできるよう、
SmileSmilePROJECTの看護師としてできることをしていきたと思います。
また、ここに戻ってこれる日を楽しみにしています。これからもSmileSmilePROJECTをどうぞよろしくお願いいたします。
SmileSmilePROJECT 山田友恵