カンボジア報告会にいってきました

2019.12.12 お知らせ
みなさんはグリーフをご存じですか?
グリーフケアカウンセリングivy
<http://gcivy.info/>より抜粋
グリーフとは、喪失における反応を意味します。
日本では悲嘆と訳されますが、本来は単なる悲しみの感情だけでなく多面的な意味をもちます。
大切な人やものを失ったときには
悲しみだけでなく、苦しみや心の痛みが現れます。
また、物事の捉え方、生き方、死生観などの様々な変化や転機を余儀なくされます。
お身体に症状がでることもあります。
おひとりで受け止めることが困難な程の人生の変化を、寄り添いながら共に歩んでいく。。
それがグリーフケアです。
浅原さんは看護師としてこども病院にてご勤務された後、グリーフケアを専門に現在活動されています。
カンボジアこども医療センターに毎年グリーフケアを伝えに来ていただいています。
今回はカンボジア報告会に行ってきました。
去年会ったこどもたち全員には
元気になってほしいけど、会えないかもしれない。そんな思いもありながら浅原さんは
カンボジアへ向かったそうです。
カンボジアは空がきれいで、夕日が美しかった。
こどもたちや家族が目を見て優しかった。
カンボジアの子どもだちは本当にかわいい。
カンボジア人スタッフ、日本人スタッフへ向けて滞在中、毎日セッションを開いていただきました。
悲しみも怒りも含めてグリーフは複雑な感情がある
「それでいいんだよ。」
きっとそれを伝えにカンボジアに来てくれたのではないかと私は思います。
浅原さんのお話を聞きながら私たちも
ミャンマーやカンボジアいろんな子どもたちや患者さんが思い浮かんできます。
その子どもたちや患者さんがくれたメッセージは私たちに何を伝えてくれているのか。
私の人生にとって、どういう意味付けがあるのか?
『グリーフは、いのちからのメッセージ』
浅原さんはいつも伝えてくれます。
日々慌しく時間が過ぎていくなかで、一度ふーーーーーっと息を吸って、吐くようにふとつひとつを
振り返り、その時の感情を思いだしていく。
あーあのときにこんな思いを、感情を知ることができたんだな。
そんな思いをさせてくれて本当にありがとう。
そこからわたしたちは自分の人生を生きていく。繋がっていくんだろうなと思います。
それがまた次の世代へ継がれていく。
会場は暖かな空気でおわりました。
改めて浅原さんありがとうございました。
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懇親会のおでん屋さんの前で。
SmileSmilePROJECT担当 岸川・小林

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