2020年12月 お部屋で水族館
12月初旬、水族館が好きなお子様に水族館で楽しむ気持ちを体感してもらいたくて、
A君の入院している病院へ行ってきました。
水族館でお魚が見たい!とのご依頼で一緒にお出かけの予定でしたが、
最近の寒さとコロナの感染拡大状況を考え、主治医の先生とも相談し、今回はお部屋に水族館をお届けです。
2歳のお誕生日も兼ねて、お部屋の飾りつけをして、大きなスクリーンで水族館の様子やイルカの映像を流しました。
事前の打ち合わせから主治医の先生や看護師さんと連絡を取り合い、当日の段取りを決めていきました。
当日もスクリーンの設置などみんなで準備をしました。
また、イルカの映像は病院がプラネタリウムを実施している「星つむぎの村」の皆さんがプレゼントしてくださいました。
A君はベッドにいる間、眠っていることが多いと聞いていたので楽しんでもらえるか少し心配でしたが、
スクリーンにイルカの映像を流すと、目を開けてしっかりとイルカを見つめていました。
海の世界を少しでも体感することができたのだと感じました。お母さんとお父さんも映像を見つめるA君を見て、とても嬉しそうです。
お兄ちゃんも楽しそうに映像を見ていました。
家族みんなで水族館に行ったような、そんな気持ちになりました。
長い期間、治療と向き合って頑張っているA君とご家族にとって、素敵な時間になっていたら嬉しいです。
今回、この企画を実施するにあたりご協力してくださった主治医の先生をはじめとする病院のスタッフの皆様、
映像を提供して下さった星つむぎの村の高橋様に感謝申し上げます。
SmileSmilePROJECTはこれからもA君とご家族を応援し続けます。
SmileSmilePROJECT 担当 小林友恵