活動報告会を実施しました
寒暖の差が激しい季節ではありますが、
2月8日、9日と2019年度の活動報告会を実施いたしました。
会場には、8日(大阪)10名、9日(東京)18名の方にお越しいただき、参加された皆様にもご意見などいただきながら大変有意義な時間となりました。
大阪担当の小林、東京担当の岸川よりそれぞれご報告をさせていただきます。
8日大阪会場(アフラックペアレンツ大阪)
大阪会場では、看護師1名、一般、学生9名にご参加いただきました。
10名での小規模な会となりましたが、とても有意義な時間を過ごすことができました。
今回初めて来てくれた方もたくさんいたので、ジャパンハートの概要説明を行い、その後、2019年のイベントや個別企画のご紹介をさせていただきました。
実際にSSPと一緒にイベントを行っているタリーズコーヒーの花熊さん、星つむぎの村の岸本さんには、イベントの概要や実際のイベントでの様子などをお話していただきました。
分かりやすいお話をしていただき本当に感謝しております。ありがとうございました!
報告会の後には参加者全員でアイディアを出し合いました。SSPで新しいイベントをやっていこうと考えているがどのようなイベントがよいか、ということを
テーマに話し合いをしました。初めての試みでしたが、参加者1人1人がとても積極的に話し合いに参加してくださいました。
SSPの活動に興味を持って下さっている方や、一緒にイベントを作って下さる方の意見を聞くと、今までにない発想や、実体験に基づいた提案など、
想像以上にたくさんのアイディアが出てきてとても嬉しく思いました。
会場の空気が一体となり、とても温かく、素敵な時間を過ごすことができました。今後の活動にぜひ生かしていきたい思います。
私たちの活動は本当にたくさんの方たちに支えられているんだと改めて感じることが出来ました。私自身にとっても大変充実した時間となりました。
参加者の方からの声
〔参加してよかったと思われた理由について〕
・SSPの活動やご家族の反応について知ることができました
・実際の体験談を聞けたことで、活動の面白さや意義深さを知ることができました
・SSPの概要がよくわかりました。あと、参加されていたみなさんとの意見交換もあったりと、楽しく過ごせました
〔印象に残ったこと〕
・終始明るく温かい印象。スマイルスマイルプロジェクトの後に亡くなったお子さんの話も聞きましたが、ご家族の方で明るい姿のめま生き続けていくんだと思えて、活動の素晴らしさを感じれました
・タリーズさんや星つむぎの村さんの話が聞けたこと、新しい企画案の話し合いに参加できたこと
・ボランティアを身近に感じた
〔ご意見・ご感想〕
・今後お手伝いできる事を楽しみにしています
9日東京会場(アフラックペアレンツ亀戸)
東京会場では、医師2名、看護師5名、一般、学生11名にご参加いだだきました。
2019年の活動報告とともに、今回は体験者報告の時間を作りました。
以下ご報告いたします。
内藤雅さん(看護学生:2019年8月個別企画ボランティアに参加)
【一部抜粋】
とっても暑かった日で、車いすを準備したり必要なことを考えるのに必死でした。
訪れる会場をもっと知っていればよかったです。参加したお子さま同士が一緒に闘病を頑張った仲間で
一緒に旅行に行く姿を見ることができてよかったです。今後も看護師になる者として、頑張っていきたい。
酒匂こずえさん(看護師:2019年9月東京ディズニーシーご招待企画にボランティアで参加)
【一部抜粋】
日中ずっと車椅子に乗っている自分の担当のお子さまが、「歩きたい」と言ったときに、本当はとても心配でした。その時に、看護師のボランティアと、家族と一緒に見守ることができた瞬間は、本人が「やりたいこと」をサポートできた瞬間でした。看護師になってよかったと思える医療の出会いがあり、改めて「病気によってできなくなった」ことへの介入の必要性を感じることができました。
また、この日を一緒に支えた仲間との出会いがありました。
小佐野美恵さん(一般:2019年9月東京ディズニーシーご招待企画にご家族で参加)
【一部抜粋】
子どもが何度も何度も行きたいと言っていたディズニーシーですが、なかなか予定を立てることができず伸ばしていた旅行が行けるということがわかりとても嬉しそうにしていました。SSPから送られてきた「旅のしおり」を見て、乗りたいもの、行きたいものを真剣に調べていました。
「旅のしおり」を見て、ディズニーシーにが身近に感じて、いきたい気持ちは次第に強くなってきたと思います。いよいよ、当日ダッフィーと会うとすぐにハグをしてくれました。
手を伸ばして抱き着いたこどもの顔は、今までにないくらいの笑顔で心の底から見えたような満面の笑みでした。
医師や看護師が一緒に回ってくれることは大きな安心となりました。
通っていた病院の先生も同じ思いで、ディズニーシーに送りだしてくれたのかもしれません。
私たちだけではいけなかったディズニーシーに一緒にまわってくれて、走ってくれて
子どもの笑顔を見せてくれたことに本当に感謝しています。
病院の子どもたちは、毎日辛くてもお友達と楽しく過ごしています。
それでもやはり、こどもたちと家族が一緒で楽しい時間を過ごし、こどもたちが笑顔を見せることが
笑顔を見せることで、親の喜びにつながっていると思います、
こどもが繋いでくれたSSPで、同じような病気のこどもたちや家族の笑顔を作るお手伝いをしたいと思い、このボランティアに参加しようと思いました。
【参加者の声】
普段生死の問題を身近に感じることが少なく、小児がんの8割が治るというのを事前にパンフレットで見ていたこともあって、smilesmilePROJECTの活動がこんなにも生死について考えさせられるものなのかと衝撃を受けました。どんな人でもまた絶対に次の機会がある、なんて保証はないですが、ある家族が一緒に旅行ができる最後のタイミングだろうと思われるときに、その時間をいかに最高なものにするか、のお手伝いというのはとても責任のあるものだと感じました。
パンフレットだけではわからなかったsmilesmilePROJECTの詳細な活動内容について知ることができた。また実際に活動しているボランティアの方の貴重なお話をきくことができた。
これからボランティアに進むかた、参加された方からの交流もあり
とてもあたたかな時間となりました。
ご参加された皆様本当にありがとうございました。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。