2019年8月 病室でのお楽しみ

2019.08.17 活動レポート

2019年8月13日、和歌山県の病院で入院中のKちゃんのもとに星空を届けてきました。

「大きいお魚が見たい」というKちゃんの願いを叶えるために海遊館への外出をに予定したのですが叶わず、なんとか病室にお楽しみを届けられないかということで「病院がプラネタリウム」の皆さんと共同で実施しました。星空を案内する高橋真理子さんの山梨のご自宅と病室をオンタイムで接続し、コミュニケーションをとりながらの星空旅行となりました。
病院にも協力いただくことができ、空室の個室をお借りし「病院がプラネタリウム」のボランティアさん2名と一緒に事前準備を行いました。無機質な天井が星空に早変わり。

お部屋で待ってくれていたお父さん、お母さん、そしてKちゃんがいよいよ入場。

あいにくのお熱でしんどそうなKちゃんを途中でお散歩に連れ出していただき、後半はイルカなどKちゃんの大好きな海の動物を投影しました。この時のKちゃんの笑顔はまるで海の中をイルカと一緒に泳いでいるかのようでとても印象的でした。

 最後にKちゃんが生まれた日の星空を投影し、高橋真理子さんが「Kちゃんお母さんお父さんもみんな星から生まれたというお話。そんなお母さんやお父さんを選んでKちゃんが生まれたというお話」をされました。Kちゃんは目を閉じながら、じっと耳を傾けて聴いてくれているようでした。

Kちゃん、またどこかに行こうね。

SmileSmilePROJECT担当 吉岡春菜

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