いのちのお話し会にいってきました
SmileSmilePROJECT担当の岸川です。
秋の青空が広がる10月19日(土)
北九州門司港にて、いのちのお話し会に行ってきました。
主人公は「まゆちゃん」 絵本の主人公になりたいと言っていたまゆちゃん。
その夢をかなえよう!と仲間が集まり、素敵な会に呼んでいただきました。
少しまゆちゃんの紹介をさせていただきます。
まゆちゃんは6歳。小学生に通っている女の子です。
突然頭が痛くなり、病院に行くと「脳幹グリオーマ」という小児がんの病気が見つかりました。
あと1年しか生きられないと余命宣言され1年半闘病し天国に言ったまゆちゃん、
まゆちゃんは、最後まで「なぜ自分が病気になったかと聞いたことがなかった。」そうです。
もっと自分がやりたいことをしよう、楽しいことは何かな、何ができるかな。体調が大変なときもあったけど、毎日できることに目を向けて沢山楽しい日々を過ごしました。
まゆちゃんと一緒に私達は、ディズニーランド、ユニバーサルスタジオジャパン、キッザニアに一緒に行きました。
まゆちゃんが過ごした時間、そこから教えてくれたメッセージを知りたいと
私は思い、会いに行きたいと思いました。
まゆちゃんは、絵本の主人公になりました。会場には約150名という沢山の人、まゆちゃんの友達も来ていました。
とっても柔らかくてかわいい、まゆちゃんそのままでした。
お母さんが作った絵本をお母さんが朗読します。
まゆちゃんが生まれてから、楽しいこと、嬉しかったこと沢山知ることができました。
「生まれてきてくれてありがとう。ずっと大好きだよ。」
お母さんはそれから写真ととも一緒の思い出を話してくれました。
ディズニーランドのとき
とっても大雪でした。アナとエルサに会いたい!という願いで、北九州から、お母さんと叔母さんと一緒に
来たけど、大雪で当日はホテルで大好きなお風呂に入って、菊地看護師と一緒に泡風呂に入ったね。
翌日は晴天で、すっきりした空。本当にアナと雪の女王の世界でした。
チュロスも食べたね!
ユニバーサルスタジオジャパンのとき
治療のために、北九州から大阪へ通っていたときのことです。
「大阪でも楽しい思い出作ろう~!」ということで、ボランティア2名(高橋くん、槇本さん)と岸川で一緒に行きました。
お兄ちゃんへのお土産選び、焼肉ドックを食べたり、ミニオンのシュークリームも食べました。
日帰りであっという間でしたね。
キッザニア甲子園のとき
お兄ちゃん、お父さんも一緒に車で神戸まで来てくれました。
チャイルドケモハウスでみんなで川の字になって寝たね。
私達は旅行の終わりのとき「また行こうね!」と必ず言いいます。
次にどこにいこうか。そのワクワクが、
きっと、その後も少でも力、光になりますように。
それに応えてくれるように
まゆちゃんは本当に楽しいことを沢山考えて、私達と一緒に素敵な時間を過ごしてくれました。
まゆちゃんが居なくて寂しいと思うときもある。
それ以上に、絵本やいのちのお話し会でまゆちゃんは生きている。あたたかい、ほっとした気持ちになりました。
私はまゆちゃんに「ひとはあったかいんだよ。」と教えてくれたような気がしました。
まゆちゃんは、せなちゃんや、小児訪問看護ステーションにこり、ごはんとおとも、ユキモンのアイスクリーム、
など沢山の人を紡ぎました。
これからも紡いで、繋がって、続いていくんだろうなあと思います。
大阪市立総合医療センター 原 純一先生と。
懇親会の最後まゆちゃんママと、にこりの皆さんと。
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