2025年4月 飛行機旅行へ行ってきました

4月のお天気の良い日に、「飛行機に乗りたい」という5歳のはるくんファミリーと一緒に飛行機旅行へ行ってきました。
はるくんは乗り物が大好きで、今までにも新幹線やいろんな乗り物に乗ったことがあるそうです。
普段はあまりやりたいことを口にしないはるくんが、
「JALの飛行機に乗ってみたい」
と言ったことから、ご両親はそれを叶えるべく、スマイルスマイルプロジェクトに問合せをしてくださいました。
出発地である但馬空港にはおじいちゃんも駆けつけてくださり、はるくんたちは双眼鏡を買ってもらって大満足です。
但馬空港の日本エアコミューターの地上係員の皆さまからはこんな素敵なメッセージカードをいただきました。
ワクワクどきどきしながら、いざ、飛行機の機内へ!
飛行機の座席のすぐ近くまで車椅子で移動させてもらい、自分の座席の番号まで来ると、ここだ!と窓側に一人で座りシートベルトを握っていたはるくんでした。
機内ではずっとお父さんの携帯電話越しに夜景を見ていたはるくん。
眼下に広がる夜景。どんなことを考えながら眺めていたのかな。
機内では機長さんが、
「はるくん、初めての飛行機はどうですか?いま六甲山の上を飛んでいますよ。見えるかな?
元気になったらまたJALの飛行機に乗りにきてね。みんなで待ってるよ」
とメッセージを届けてくれました。突然、自分のお名前を呼ばれたはるくんはびっくりした表情で、じっと機長さんの声に耳を傾けているようでした。嬉しかったね。あっという間の35分間のフライトでした。
伊丹空港に到着してスロープを降りると機長さんや整備の方々が迎えてくださり、
「はるくん、飛行機はどうだった?少し揺れたね。ごめんね!」
と声をかけてくださり、一緒に記念写真も撮らせてもらいました。
今回、陸路は願いのくるまの皆さんにお世話になり、ご妊娠中のお母さんも一緒に飛行機旅行を楽しむことができました。願いのくるま、日本航空株式会社、日本エアコミューター株式会社、主治医の先生や医療スタッフの皆さま、ジャパンハートが一つになって、はるくんの飛行機旅行のお手伝いをさせてもらいました。私たちにとっても忘れられない一日となりました。声をかけてくださりありがとうございました。
これからも治療が続くはるくん。そして自宅でお留守番を頑張っている妹のうたちゃん。
飛行機旅行の一日でたくさんの方にお世話になりました。
きっとそれははるくんにとっても、ご家族にとっても今後の治療に向かう力になるのではないかと信じています。
お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。
これからもスマイルスマイルプロジェクトははるくんファミリーを応援しています。
スタッフ
吉岡春菜