2026年3月 富士山を見に行こう!

2026.03.20 活動レポート
小児がんの子どもの旅行の付き添い

今回は、関西に住むSくんから「富士山を見てみたい」とリクエストがあり、ご家族より依頼をいただきました。

小学生のSくんは、綺麗な景色や生き物が大好き。
幼い頃から、お絵描きといえば富士山だったそうです。
きっとSくんにとって、富士山はずっと心の中にある特別な存在だったのだと思います。

富士山が間近で見られるよう、さっそく山梨県や静岡県の富士山スポットを調べ、今回は御殿場にある、お部屋から富士山が一望できるお宿に宿泊することになりました。

この日のために、お父さんはDIYで車をキャンピングカー風に改造!
長距離ドライブも、家族みんなで快適に過ごせるようにと準備されたその車には、たくさんの愛情が詰まっていました。

小児がんの子どもの旅行の付き添い

小児がんの子どもの旅行の付き添い

1日目は、忍野しのびの里へ。
忍者ショーを観たあと、「すごかった!」と嬉しそうに教えてくれました。
弟のKくんは修行にも参加して一人前の忍者になりました。

小児がんの子どもの旅行の付き添い

お宿に到着すると、ロビーの大きな窓の向こうには雄大な富士山が!
この日は少しだけ頂上に雲がかかっていましたが、それもまた、この日だけの特別な景色のように感じられました。

夜は温泉の露天風呂へ。
普段よりもゆっくりとお湯に浸かりながら、心も体もほぐれていくような時間を過ごされたそうです。

2日目は、お部屋でゆっくりと過ごすことにしました。
「畳のお部屋も気持ちいいね」と話しながら、せっかくの素敵なお宿を思い思いに楽しみました。

小児がんの子どもの旅行の付き添い

スタッフも家族団らんに加えていただき、Sくんの好きなことや入院生活の思い出、さらにはお父さんの趣味まで…!たくさんのお話を聞かせていただきました。
あたたかいご家族の時間にご一緒させていただけたことが、本当に嬉しく、心に残るひとときとなりました。

小児がんの子どもの旅行の付き添い

この日は快晴で、富士山がとても綺麗に見えました。
青空と、まだまだ雪の残る富士山のコントラストがとても印象的でした。

最終日は、帰路につく前に富士サファリパークへ。
動物が大好きなSくんのもう一つのリクエストです。
マイカーで猛獣エリアを巡り、迫力ある動物たちの様子を楽しんだようです。

小児がんの子どもの旅行の付き添い

お別れのとき、「ありがとう」と伝えてくれたSくん。
誰に対しても優しく、お友達や病院の医療者など、関わる人みんなを惹きつける魅力を持っています。

「Sくんがリクエストしてくれなかったら、こんなふうに富士山を見る機会はなかったかもしれませんね」とお話ししながら、たくさんの素敵な時間をいただいたことに私もSくんに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

3日間、さまざまな表情を見せてくれた富士山。
その景色から、Sくんがたくさんのパワーを受け取ってくれていたら嬉しいです。

スマイルスマイルプロジェクトは、これからもSくんご家族を応援しています!

スタッフ 高橋萌

関連記事