【個別企画】ユニバーサルスタジオジャパン

2025.02.10 参加者の声

昨年末にご旅行に行ったなっちゃんファミリーから参加後の感想をいただいたのでご紹介します。

*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*

娘が幼稚園の年少組に通うようになった頃に急性リンパ性白血病が発覚し、発覚した日から帰宅する間もなく、入院治療が始まりました。当時はコロナ禍で、世の中には様々な制限がありましたが、それは病院にもありました。面会は週に1回、感染症の流行状況によってはオンライン面会に切り替わることもありました。そんな中、面会中に看護師さんから「退院したら、テーマパークに連れて行ってもらえるかもしれないよ」と教えていただいたのがスマイルスマイルプロジェクトでした。「治療が終わったら、みんなでテーマパークに行こう」と家族で話し、それを支えに治療を続けることができました。

8カ月の入院治療を終えて退院してからも約1年半毎日抗がん剤の服薬が続きましたが、幼稚園年長組の夏にようやく終了しました。その頃、娘は入院生活を振り返る中で、病院にお見舞いに来てくれたキティちゃんにお礼をしたい、また退院後の外来通院の時に乗ったタクシーの運転手さんから教えていただいたハリーポッターの世界に触れてみたいと話すようになりました。そこでそれらをかなえてくれる場所であるUSJに行きたいと思うようになりました。

しかし居住地からは遠く離れたUSJ、しかも初めての大型テーマパークに家族だけで行くのは一抹の不安がありました。そんな時に入院中に教えていただいたスマイルスマイルプロジェクトにお願いしてみようということになり、今回参加させていただきました。

プロジェクトの参加にあたって、事前にオンラインで打ち合わせをさせていただきました。その中で娘はUSJについてのイメージを膨らませることができ、キティちゃんに会いに行くことや、ハリーポッターエリアで魔法をかけることなど、USJでやってみたいことが見つかりました。

そしていよいよUSJへの旅の当日。新幹線に乗り、新大阪駅に到着するとスマイルスマイルプロジェクトの担当の方と合流しました。事前にオンラインで面談していたので、やっと会えた喜びがありました。そこから一休様に手配していただいたUSJ最寄りのホテルに移動し、翌日のUSJ入園への気持ちを高めていました。

2日目はUSJへ!!はじめてのUSJで分からないことばかりであったわたしたちでしたが、スタッフの皆様のおかげで娘がやりたかったことを全部することができました。キティちゃんにちゃんとお礼を言え、ハリーポッターの世界で魔法をかけることもできました。そのほか、ミニオンやコナンのアトラクションなどにも行くことができました。また、たくさん写真も撮っていただき、それらの写真を見ながら今でも当日の思い出を家族で振り返っています。

3日目は大阪観光をして家路につきました。新大阪の駅までスタッフの方が一緒にいてくださり、それは本当に心強くそして一緒に楽しい時間を過ごすことができ、私たちにとってはうれしい3日間でした。

今でも旅の余韻に浸っている我が家ですが、こんなに素敵な時間を作ってくださったスマイルスマイルプロジェクトの皆様、本当にありがとうございました。

この旅行の活動レポートはこちらから

関連記事