レモネードスタンド第二弾!香川で開催されたイベントにブース出展しました

2025.07.04 お知らせ
小児がん 小児がん支援 家族旅行 子ども スマイルスマイルプロジェクト ジャパンハート レモネードスタンド

2025年5月30日(金) JAIFA年次大会inさぬきにて、レモネードスタンドを出店しました。

4月に続き、2回目となったスマイルスマイルプロジェクトのレモネードスタンド。ご縁があり、今回は香川県で開催されたイベントで小児がんの啓発活動を行いました。

当日ボランティアとして参加してくださったSSPサポーターの関寛枝さんは、過去にスマイルスマイルプロジェクトでお出かけをしたお子さんのご家族でもあります。
関さんにとって念願のレモネードスタンド。当日のリアルな感想を寄せてくださいました。

「小児がん=めちゃくちゃ頑張っているかっこいい子どもたち」に変わっていくことを願っています

小児がん 小児がん支援 家族旅行 子ども スマイルスマイルプロジェクト ジャパンハート レモネードスタンド
(写真右:関さん)

今年度から始まったスマイルスマイルプロジェクトのレモネードスタンド活動。
そして初の地方での開催。
私自身、娘が小児がんで闘病生活を送った当事者家族として一人でも多くの人に小児がんを知ってほしい!子どもたちと共に頑張っている家族の事も知ってほしい!という思いがあり、以前からレモネードスタンドを開催してみたいと思っていました。
しかし一人でどうやって始めたらいいのだろうかと不安が勝り一歩が踏み出せずにいました。
そんな所に香川でSSPレモネードスタンドを出店するというボランティア募集があり「ぜひ参加したい!」という思いでボランティアに申し込みました。

今回参加させて頂いたのは、『2025 JAIFA年次大会inさぬき』という生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会の年次大会でのレモネードスタンド出店です。
この年次大会は、日本各地から保険会社の枠を超えて、各社の生命保険営業職員の方が集まる場とのことでした。

事前にスマイルスマイルプロジェクト、ジャパンハートスタッフの皆さんとZOOMで打ち合わせをし、会場資料や初回のレモネードスタンドでの様子などを伺って当日を迎えました。
当日ブースのセッティングをしながらどんな声掛けをすれば足を止めてもらえるか、小児がん、スマスマの活動をどう伝えるか相談しながら和やかな雰囲気の中始まりました。
準備したレモネードをすべて手渡すことが出来るのか不安になりながらも、『一人でも多くの人に小児がんを知ってほしい!』という思いから自然に呼びかけの声が大きくなっていきました。

「ジャパンハートです。レモネードスタンドをしています。小児がんの子どもたちを応援してください。」
の呼びかけに何人もの方々が足を止めてくれ、

「ジャパンハート知っています。応援していますよ。」
「私もレモネードスタンドしたことがありますよ。頑張ってくださいね。お釣りはいりません。」
と温かい声をかけてもらいました。

スマスマ缶バッチを服の目立つ所に付けて「宣伝してくるよ!」と言ってくれた方や沢山の荷物を抱えてレモネードを何本も買ってくださった方。
温かい応援を幾つももらったと同時にいくら大きな声を出して呼び掛けても目の前を通り過ぎてしまう人がいた時には気持ちが落ち込んでしまいそうになりました。
けれどスタンドが終わる直前まで足を止めてレモネードを買ってくれる人や「頑張ってください」の声に心が救われました。

イベントや街頭で大勢の人に声をかけるレモネードスタンド活動では、通り過ぎていく人に注目し過ぎでしまうと小児がんを知ってほしい、理解して欲しい思いから「なぜ分かってもらえないんだ」と悲観的になってしまうと感じました。
大勢の人の流れの中で足を止めてくれる人が一人でもいればラッキーで、足を止めてくれた時間は小児がんの子どもたちに心を傾けてくれた・・・そんな緩やかな気持ちが大切だなと気づかせてもらいました。
私自身レモネードスタンドを楽しむ気持ちを忘れていたように思います。
レモネードを全部売り切ることより、私たちの思いに共感し立ち寄ってくれた人たちこんなにもいた、と気づける事が活動していく原動力になると感じました。

病気になったのは辛い事だけど、その中でも想像力を膨らませて笑顔で遊んだり、勉強したり、時には泣いたり怒ったりもしながら、どんな困難な状況の中でも子どもたちは成長しています。

今、日本にある「小児がん=可哀そう」といった悲観的なイメージがいつの日か「小児がん=めちゃくちゃ頑張っているかっこいい子どもたち」に変わっていくことを願っています。

そんな未来に近づく為にもレモネードスタンドを地域で開催することで、自分の身近に小児がんで頑張っている子どもたちがいるのだと気が付いてもらえるキッカケに繋がっていくと強く感じました。

今回足を止めて下さった皆様本当にありがとうございました。
このレモネードスタンドでの気づきを活かしてこれからも一歩ずつ歩んでいきたいです。

SSPサポーター 関寛枝

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