2024年6月 仲良し家族とSea of Dreamsへ行ってきました

2024.07.12 活動レポート
小児がんの子どもの旅行の付き添い

関東も梅雨入りした6月。Aちゃんファミリーと病院のスタッフさんから、治療を頑張るAちゃんのご褒美にお出かけに付き添って欲しいとご依頼を受けました。

Aちゃんは医療的ケアが必要だったり、体調的にも家族だけでの遠出は勇気がいる状態で、病院のスタッフさんがスマイルスマイルプロジェクトの活動を見つけてくださり、ご依頼に繋がりました。

「ずっと入院生活で、気分転換が出来たら・・・」と、Aちゃんが選んだお出かけ先は東京ディズニーシー。
そこからは病院のスタッフさんとも相談し、Aちゃんが最大限楽しめるようにケアの調整を行いました。

迎えた当日。
吹奏楽部に所属しているAちゃんが1番楽しみにしていたのはビッグバンドビートやショーでした。
無事当選して鑑賞でき、「すごく良かったです!感動しました!」と嬉しそうに教えてくれました。
その後もソアリンなどいくつかアトラクションも楽しみながら、久しぶりにアイスも食べられました。

小児がんの子どもの旅行の付き添い

思い出をスマホのビデオや写真に収め、何度も見返すAちゃん。
家族想いでスタッフにまで気を遣ってくれる心優しいAちゃんが、1日笑顔で過ごしてくれてスタッフも温かい気持ちになりました。

当日は仲良しファミリーをラブグラフカメラマンの関口亜梨加(カメラマンネーム:ちありか)さんに撮影いただきました。
今回はちありかさんに当日の様子やスマスマの活動への思いについてレポートしていただこうと思います!

スタッフ 高橋萌

*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*

小児がんの子どもの旅行の付き添い

木々の緑の深みも増した6月、梅雨の中休みのような良い気候の中Aちゃんご家族とディズニーシーに行ってきました。
そこにはファンタジースプリングスのオープンに伴い多くの人で溢れディズニーのワクワクドキドキの空間を感じました。

これまで3度SSPの活動にカメラマンとして参加し、幸せな瞬間の数々を残させていただいております。子どもが好きで私ができるボランティア活動をしたいと思っていたところ所属している出張撮影ラブグラフでこの活動を知りすぐに応募いたしました。

元教師という医療とは無縁の職ということから当初は「医療者でもない私がこの活動に参加しても大丈夫だろうか」と考えなかなか手を挙げられませんでした。

時が経ってしまいましたが緊張の中手を挙げて参加してみたところ参加のお子さんだけでなく、ご家族の笑顔が眩しいほど輝いており感動の連続で何度も何度もシャッターを切っていました。

医療者のSSPスタッフさんやボランティアさんの前向きで笑顔あふれる姿にも感銘を受け、その後も安心して参加させていただいております。1.2回目に担当させていただいたご家族からのお手紙は今も見えるところに大切に飾って宝物の一つです。

3度目の撮影をさせていただいたAちゃんご家族。
ディズニーシーに入園後すぐに迎えてくれたピーターパンと撮影すると涙を流して喜んでくれている姿に思わず私も涙しました。
その後ミッキーやシェリーメイ、ディズニーシーの美しい景色とご家族の撮影をしながら、ご家族で寄り添いながら楽しむ姿をのこしていきました。

小児がんの子どもの旅行の付き添い

ご家族が何度も何度も口にされる「あー、幸せー。嬉しいー!」「ありがとうございます」の言葉に
「そんな瞬間をたくさん残せる私の方が幸せだよ」と思っていました。

サポートさせていただく方の私ですがいつも大きな勇気と幸せをいただいています。

また会える日が楽しみです!

出張撮影ラブグラフカメラマン
ちありか(関口亜梨加)

関連記事