心が通うもの

2021.02.02 お知らせ

 

ファッションモデルでタレントの山本優希さん。
広い世代に支持され多才な山本さんですが、昨年から絵画を趣味にされているそうです。
この度、絵画の販売による売り上げを全額SmileSmilePROJECTに寄付してくださっています。
山本さんの絵画が購入されたお客さまの心を癒し、そしてその売り上げが小児がんと向き合う小さな命やそのご家族の心を癒すという素敵な循環が生まれています。
この場をお借りして感謝申し上げます。
山本さんがSNSで書いてくださった文章をご紹介します。
—————————————————————————————————————————————————————————————————————-

“心が通うもの”

常に私の探しているものの気がします。

そんな中、2020年の緊急事態宣言発令をきっかけに始めた趣味の絵画。

嬉しいことに、落書きのような私が描いた絵を欲しいと言って下さる方達がいます。

私は決して、お金欲しさに描いているわけではないのですが、そこで生まれたものを何かに、貢献出来たら良いなとずっと考えていました。

そんなこんにち、微力ではありますが絵の売り上げの全額を
“ジャパンハート”さんの
小児がんとたたかう子どもたちの医療応援団として

smile smile projectへ支援をさせて頂く運びとなりました。

そして、既に今までの売上金も全額寄付をさせて頂いております。

私の絵に興味を持ってくれた皆さん、本当にありがとうございます

この活動は、事務所を辞めてから個人で始めた事なので、周りは一切関わってないです。

実は私もこのような経験は初めてなんです。

全国各地の災害が起きた際に○○募金などの支援には寄付をしたり、福島の支援団体に物資の寄付等はさせて頂いた経験はあるけれど、継続的に活動を続けた経験がありませんでした。

興味はあるのに動けない、どこに支援したら良いのかさえわからない私でした。
身近なようでそうじゃない感覚があったり。

そんな時、出会ったのがsmile smile project。

日本でも世界でも、多くの子どもたちが病気とたたかっています。小児がんは国内だけで年間約2,500人発症し、7割~8割が治る病気ですが、副作用の強い治療のため、子どもも家族もつらい時間を過ごさなくてはならず、長期に及ぶ入院生活、再発の不安など、闘病する子どもやその家族にとって身体的・精神的・経済的負担は計りしれません。
「治療が終わったら家族で旅行に行きたい!」「もう一度、あの場所に連れて行ってやりたい」
そんな子どもたちと家族にかけがえのない時間を過ごしてもらいたい。
治療が一段落した時、あるいは治療の限界を突きつけられた時、厳しい闘病生活の中にある子どもと家族に生涯深く心に残る輝く記憶の時間をプレゼントしたい。そこで得た時間を、次の治療への原動力や、再発への恐怖を乗り越えるきっかけに繋げて欲しい。子どもの笑顔が、家族の笑顔が、大きな力になって前に進んでいけるように。
しかし、現状では日本の医療者は病院業務に拘束され、その機会に同行ができない社会的段階にあります。
「SmileSmilePROJECT」は、自由度の高いジャパンハートの医療者が付き添うことでその機会をひとつでも多く叶えていこうというプロジェクトです。

ジャパンハートさんの活動は幅広く、その中でもこの活動は、闘病中の子供だけでなく、ご家族の方達にも寄り添って下さる活動をしているのを知り、皆さんの温かみをより感じ共鳴致しました。

こんな私の絵一枚でも、
小さな命を救えるかもしれない
そして、かけがえのない時間を過ごす家族が増え、
一生忘れることのない、残されたご家族の支えになる経験へとなる。

そう思うと、この循環がとても、今のわたしには大切だと感じ、支援活動をするきっかけへとなりました。

私のSNSを日頃見てくださる方々や、若い世代の方々にも、興味を持ってもらえる良い架け橋になれれば良いなと思います

関連記事