レモネードスタンド第4弾!~“応援したい”の声に励まされ、広がる支援の輪~
2025年11月9日(日)かわさきSDGsパートナーまつりにて、レモネードスタンドを出店しました。
小児がんの啓発活動の一環として、2025年度から新たに開始したスマイルスマイルプロジェクトのレモネードスタンド。
4回目となり、SSPサポーターの中でも複数回参加してくださる方も増えてきました。
今回は、当日ボランティアとして参加してくださったSSPサポーターの干場明日香さんが、感想を寄せてくださったのでご紹介します。
“応援したい”の声に励まされ、広がる支援の輪。もっと多くの人にこの活動を届けたいという思いが、活動するたびに強くなっていきます。

今回で2回目の参加となったレモネードスタンド。
当日はあいにくの雨で、お客さんが来てくれるか少し不安もありましたが、スタッフと準備を進めお店を開くと、足を止めてくださる方が少しずつ増え、最後には用意していた分すべてを売り切ることができました。
雨の中でも「頑張ってね」「応援してるよ」と声をかけてくださる方がいて、本当に胸が温かくなりました。
私がこの活動を始めたきっかけは、病気と闘う子どもたちに、少しでも夢や希望を届けるお手伝いがしたいと思ったからです。
スマイルスマイルプロジェクトに関わるようになってから、実際に子どもたち・ご家族のお出かけに付き添わせていただくことがあるのですが、そのたびに感じるのは、子どもたちの持つ力強さとまっすぐな笑顔の輝きです。
治療や生活の中で大変なことも多いはずなのに、驚くほど前を向いている姿に触れるたび、胸が熱くなります。
また、子どもたちが「これをやってみたい」「あそこに行きたい」と話してくれる気持ちを実現することは、その子の未来に灯りをともすような、とても大切なことだと感じています。
そして、その“やりたい”という気持ちが叶ったときに見せてくれる笑顔は、まわりの大人にとっても力になり、まるで魔法のようにその場の空気を温かくしてくれます。
治療の合間や不安のある中でも、「楽しいね」と笑ってくれる瞬間、ご家族が心からほっとした表情を見せてくれる瞬間に立ち会えることは、私にとって何度経験しても胸がじんとするかけがえのない時間です。
レモネードスタンドでも、小児がんやスマイルスマイルプロジェクトについてお話しすると、「応援したい」と言ってくださる方、「初めて知ったけど素敵な活動ですね」と興味を持ってくださる方が多くいて、そのひとつひとつの反応がとても励みになり、こうやって支援の輪は広がっていくのだと嬉しくなりました。
小児がんの子どもたちが、勇敢に治療と向き合っていること、そしてその一歩一歩を支える活動があることを、もっとたくさんの人に知ってもらいたい。その思いは、活動するたびに強くなっていきます。
こうして少しずつでも、プロジェクトの思いに触れてもらえる機会に参加できることが私自身の喜びにもなっています。
これからも、子どもたちとご家族が温かい時間を過ごせるように、そしてその願いや想いがひとつでも多く叶うように、私にできる形で関わっていけたらと思っています。
SSPサポーター 干場 明日香