2023年6月 大阪西ロータリークラブ、キッザニア甲子園 協賛 「キッザニア甲子園ご招待イベント」を開催しました!

2023.07.10 活動レポート
小児がんキッザニア甲子園旅行

この6月に開催したキッザニア甲子園ご招待イベントは、大阪西ロータリークラブとキッザニア甲子園に協賛していただき今年も6組のご家族をお迎えして開催いたしました。大阪西ロータリークラブの皆さまには、当日のご家族の付き添いサポートに加えて子どもたちの好きなキャラクターをたくさん詰め込んだウェルカムボードの作成にご協力いただきました。

今回の活動レポートは特別バージョンとして、SSPサポーターの関恵美さんに記載いただきました。いつも素敵なウェルカムボードを作成しご家族の旅行の思い出づくりに協力くださっている関さん。初めて付き添いボランティアに参加してくださり、スマイルスマイルプロジェクトにかける思いを改めて教えてくださいました。

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SSPサポーターになったのは、吉岡春菜先生との出会いがキッカケでした。春菜先生との出会いをキッカケにジャパンハートやスマイルスマイルプロジェクトのことを知り、理念や活動内容を知って感銘を受け、医療者ではない私にもできることがあると知りました。  

普段はウェルカムボードの作成協力に応募することが多く、何度か作成させていただきました。お子様やご家族の方がウェルカムボードをとても喜んでくださったと、スタッフの方に教えていただくたびに私も嬉しく、お子様やご家族を想って制作しているときは私にとってとてもいい時間になっています。お会いしてなくても繋がりを感じます。

今回のキッザニア甲子園ご招待イベントは、やっと日程が合うことからSSPサポーターとなり2年が経ち、初めて企画の付き添いボランティアをさせていただきました。当日までにスタッフの方に事前打ち合わせをしていただき、初めてで結構緊張はありましたが、当日みなさんとお顔合わせした瞬間からとてもリラックスできました。

小児がんキッザニア甲子園旅行

私が付き添いを担当させていただいたAくんは、退院したばかりで途中で疲れたりするかもしれないなーということを視野に入れながらのスタートでした。最初こそ口数も少なく不安気な様子でしたが、ひとつひとつこなすごとに達成感もあり、だんだんと楽しくなってきたようで、みるみる元気になり、私の問いかけにもとても元気に力強い声で返してくれるようになりました。

「楽しい!」ということと「安心感」が彼を突き動かしてどんどん元気になりキラキラとした表情を見せてくれた。そんな様子を側で見させてもらって、人にとって「楽しい」と「安心感」ってとっても大切だなぁと実感しました。

小児がんキッザニア甲子園旅行

Aくんのお姉ちゃんもA君の入院中はきっと寂しかっただろうし、いろいろ大変だっただろうと察するあまりお姉ちゃんの表情が少しでも明るくなるとこちらが嬉しくなり、サポーターとしての参加のはずが終わったときにはワタシの心がとてもとても癒されていることに気づきました。

お母さんが「家族だけではここまで楽しめなかった」とお話しされたのを聞いて、こうしてたくさんの人たちのサポートがあることがスマイルスマイルプロジェクトの強みだなと実感しました。

無事に一日が終わり、お別れのときは寂しく 感じるほど。。。次の日、Aくんのご家族からのメッセージをいただき、Aくんもご両親もお姉ちゃんもとても楽しかったと言ってくださっていると知り、心がポカポカ温かくなり、 なんとも言えない充実感に満たされました。

小児がんキッザニア甲子園旅行

私は幼少期、家庭環境が複雑で大変な境遇ではありましたが、周りの方たちの支えや助けてくださる方たちに守られた環境があったことにとても感謝しています。これからは、私がサポートを必要としている方に「誰かと繋がっている」「誰かに見守られている」という安心感を感じてもらえる。。。

SSPサポーターとしてはまだまだ微力ながら、この愛に溢れた仕組みの一部として今後も関わらせていただきたいと思っています。今回はこの貴重な機会に参加させていただき、 本当にありがとうございました。

SSPサポーター 関 恵美

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